東京都心部オフィス好調続く?

 先週末、オフィス仲介の三鬼商事は6月時点の東京都心5区大型オフィスの空室率が対前月比上昇との発表をしましたが、その実態は相変わらずの需給逼迫状態が続いています。
三鬼商事が毎月発表しているデータをみてみますと、2018年6月より新築ビルの空室率は5%を下回った状態が続いています。既存ビルも需給バランスの目安と言われている5%を大幅に下回っています。
 昨年度までの日本企業の業績は好調であり、最近の働き方改革の流れなどもあり、東京のみなら国内主要都市のオフィス市場は好調を維持しています。
 一方、最近発表される企業業績では減益や来年度減益見通しもかなり出てきており、これまでの絶好調という状況ではなくなってきています。
「オリンピック開催国の景気は開催年の前年には後退する。」とよく言われています。世界情勢を見渡せば、米中経済対立、イギリスのEU離脱混乱、我が国と韓国の不仲など経済に関する不安要因がかなり発生しており、経済の先行きは不透明です。
 オフィス市況は経済動向に少し遅れて反応すると考えられますので、来年以降どんな動きとなるのか注目していく必要があると考えます。

2019年07月19日